関附連宇都宮大会2024 開催報告

2024.11.04

 11月1日(金)、宇都宮大学附属学校園にて、8年ぶりに関附連宇都宮大会(全国国立大学附属学校連盟関東地区会、関東地区国立大学附属学校PTA連合会、宇都宮大学共同教育学部附属学校園他主催)が盛大に開催されました。
幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校全体で、約500名の関東地区内の国立大学附属学校園の教職員、ならびにPTAメンバーが宇都宮に一同に集結しました。

 現行の各学校園における教育上の諸問題について研究協議を行い、教育及び研究の向上と運営の充実化、並びにPTA活動の進展を図ることを目的とした関附連大会ですが、今年の宇都宮大会の特徴は、宇都宮の文化を発信することに加え、参加メンバー同士の交流と情報交換を図ることを目的とした新たな情報交換会の企画を用意したことです。また、従来行っていた全体会後の合同懇親会は開催しない形式としました。

 午前中のプログラムでは、小学校内の4つの教室・会場にて公開授業参観が行われた後、会場を中学校武道場に移して、校種別実践活動協議会ならびに情報交換会が行われました。情報交換会については、宇都宮大会での初の試みで、PTA運営に関するテーマを2つ選び、テーブルディスカッション形式で各参加学校の現状や課題について自由に情報交換を行いました。
情報交換会のテーマは、「①PTA業務への新しい募集の仕方、新しい参加の仕方で工夫していること」、「②保護者の負担軽減をふまえたPTA活動の充実で取り入れていること」の2つで、それぞれのグループ毎に活発な意見交換とその後の発表が行われました。

 普段は他の大学のPTA活動状況について聞く機会が少ないですが、今回の情報交換会はその意味でも大変有意義な企画となったと感じています。情報交換会の延長で、同じグループで昼食懇談会をした後の午後のプログラムは、会場をホテル東日本宇都宮に移して、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校合同によるPTA会長会、そして総会・全体会が開催されました。特に総会・全体会は全参加メンバー、並びに来賓、大会関係者の皆様が一同に介し、会場は大変な熱気に包まれる中、各種セレモニー、講演会、表彰式等が厳かにとり行われました。

 関附連宇都宮大会全体を通して、宇都宮大学附属学校園の教育、PTA活動に関する対外的な発信と宇都宮文化のPRができたと感じております。ご参加頂きました他の附属学校園の方々にとりましても、今大会が有意義な会となり、今後の学校活動の一助になれば幸いに存じます。また、今回の宇都宮大会が、今後の関附連大会のモデルとなり、情報交換の輪が広がっていくことを期待しています。

 最後に、今大会の大成功の裏で様々なご支援ご協力を頂きましたPTA役員、運営委員会、ボランティアスタッフの皆様、教職員の皆様に心より感謝申し上げます。
 次回の関附連大会は、茨城大学附属学校園の地にて開催予定で、隣県である宇都宮大学附属学校園としましても、関係者一同で茨城大会を応援させて頂きたいと思います。ちなみに、次回の宇都宮の地での大会開催は7年後となりますが、7年後の宇都宮大会開催に向けて更なる飛躍・成長を目指してまいりましょう!

宇都宮大学共同教育学部附属小学校 PTA会長 上野拓也

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