11月21日木曜日、今年度の最大の事業であり、宇大附属小学校にとって大きな節目となる「創立150周年記念事業」が宇都宮市文化会館にて盛大に開催されました。
皆様のご協力・ご支援のお陰で、私を含めてご参加いただいた皆様にとりましても、思い出に残る素晴らしい事業となりました。何より、創立150周年という歴史的な大事業を皆様と共に経験できたことを光栄に思うと同時に、改めて150年という歴史を刻んでこられた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
大ホールでとり行われた記念事業では、厳かな記念式典の後、劇団らくりん座様による「あらしのよるに」の音楽劇が行われました。小学校の全児童・保護者の皆様のご参加の元、宇都宮大学学長をはじめ、附属学校園の各校長先生、PTA会長、そして歴代の校長先生他、多くの来賓・ご招待者をお迎えして、1800人収容の大ホール会場は大変な熱気に包まれました。
来賓祝辞では、宇大附属小学校の今日までの偉大な歩み、附属小の教育方針や地域社会における役割、これからの新しい時代に向けた学校園、子供たちへのメッセージなど、多くの温かいお言葉を頂戴しました。祝辞の後は、150周年事業を記念して、PTAメンバーから全児童に向けた記念品の贈呈を私から児童代表の方にさせて頂きました。宇大附属小学校のイメージカラーである純白の精神にちなんで、新しい純白の校旗を贈呈させていただきました。新しい純白の校旗と共に、宇大附属小学校が未来に向けてさらに発展し続けることを心より願っています。
厳かな式典の後、サプライズ形式で行われた後半の記念事業では、らくりん座様による子供たちにも馴染みのある「あらしのよるに」の演劇が始まるやいなや、子供たちからは大きな喝采や純粋なリアクションがあり、会場は一転して大盛り上がりとなりました。嵐の夜に出会ったオオカミとヤギの「ひみつのともだち」同士の強い絆と深い友情をテーマとした今回の演劇は、子供たちの心にも強い記憶として刻まれたと思います。
記念事業全体を通じて、記念式典から演劇までの流れは大変素晴らしい設えで、来場されたすべての皆様へしっかりとしたメッセージとして伝わったと感じております。
さらに、今年は150周年事業と併設する形で、例年秋に開催しているFFF（附属ふれあいフェスティバル）を別会場となる展示会場にて同時開催しました。各クラブ団体からの展示や活動紹介のビデオ上映の他、全児童がそれぞれに附属小学校への思いを表現したメッセージカードの掲示や、宇大附属小学校の歩みと歴史にちなんだクイズコーナー等、多くの展示企画をさせていただき、こちらも大きな反響を頂きました。
子供たちの素直で純粋な反応と、たくさんの笑顔を見ることができ、改めて創立150周年事業が大成功であったと実感しています。
これもひとえに、PTA役員・運営委員会の皆様、教職員の皆様、今事業に関わった全ての皆様のご協力と、当日の一丸となったチームワークのお陰であると深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
最後に、創立150周年事業にご参加頂きました児童・保護者、ご来賓・ご招待者の皆様に心より御礼を申し上げますと共に、改めて宇大附属小学校、附属学校園の益々のご発展を心からお祈り致します。
宇都宮大学共同教育学部附属小学校 PTA会長 上野拓也
